2023.10.23

【コラム】中小企業は倒産続出…にも拘わらず今後も伸び続ける業界10選

今後、絶好調になる業種をご存知ですか?実は無理に需要を作り出すのではなく、人間の本能に訴えかける業種が注目されています。
これらの業種の特徴を理解することで、あなたもその波に乗ることができるかもしれません。このリストは私の主観に基づくものなので、皆さんが思う「あれが入ってない」という意見や、他の業種についての考えもあるかと思いますが、新しい発見もあるかもしれませんのでぜひ最後までお付き合いください。

2024年絶好調になる業種10選

10位 暗号資産

暗号資産や仮想通貨関連の業種は、現在注目されている分野の一つです。この業種の成長には、法律や規制の影響が大きいとされており、現状の動向はまだ不透明です。一部の国では、通貨発行権を持つ国家が暗号通貨の流行を望んでいないこともあります。

仮想通貨には多くの利点があります。様々な店舗での利用が増えると、通貨の両替などの手間が省けます。また、盗難のリスクを大幅に減少させることができ、特にネットから切り離された「コールドウォレット」に保管すると、基本的に盗難の心配はありません。

最近の暗号資産の市場では、NFTやDAOといった新しい技術やサービスが次々と出てきています。これらは暗号資産市場の成長を加速させる要因の一つとなっています。

暗号資産関連の業種は正しい知識と利用方法をもって活用することで、大きな可能性があると考えられます。ただ、法律や規制の動向には注意を払う必要があります。

9位 農業

今後の日本の農業が伸びる方向性として、大規模で低コストに生産する方法が考えられます。広い土地を活用して、大量の作物を機械化やAI化により効率的に生産します。さらに、農薬の散布にはドローンを利用するなど、作業の人手を最小限に抑える取り組みも進められています。

一方、小規模であっても非常に高いブランド価値を持つ作物は生き残る可能性があります。例えば、1粒2,000円のような高価ないちごは、贈答品やプレゼントとしての価値が高く、購入者は産地や品質を重視するため、そのようなニーズに対応することが求められます。

しかし、問題点として、日本の多くの農家は、これらのカテゴリに明確に当てはまらず、小規模ながら特別なブランド価値を持たない一般的な野菜を生産しています。このような農家は、大規模での生産を行う海外の野菜との競争で不利になり、生き残ることが難しいというリスクが考えられます。

日本の農業が今後も持続的に成長し生き残るためには、大規模・低コストでの生産、あるいは、小規模であっても高いブランド価値を持つ商品の生産が必要となるでしょう。

8位 自動運転関連

自動運転技術は、将来的に確実に進展する分野と見られています。日本は元々自動車産業での強みがありますが、自動運転の分野においては少し出遅れているように感じられます。これは、法律的な背景で自動運転が取り入れられるのが難しい現状が影響しているのかもしれません。

一方で、中国やアメリカでは積極的に自動運転技術の実験や研究が進められています。日本国内では、自動運転に関わる事故が1件起きると大きな問題として取り上げられることが多いのですが、実際には人が運転する場合の事故の方が多く発生しています。そのため、自動運転技術の進化を促進し、事故を減少させる取り組みが必要です。この技術の進展は、運転手という職業の需要が減少している現状を考えると、特にトラック運転手などの分野で、以前は頑張れば高収入を得ることができたものの最近では規制などによって収入を得るのが難しくなっている状況を改善するかもしれません。そして、自動運転技術のさらなる進展は、物流の問題解決や交通事故の減少にも寄与すると考えられます。

7位 イベント業界

コロナの影響で3年ほどの行動制限があったため、現在は直接人と会う交流やイベントへの期待が高まっています。夏祭りなどのイベントには非常に多くの人が集まっておりオンラインやYouTubeの動画だけでは人々の欲求は満たされないようです。

直接会うことの楽しさや、人々の集まる場所の価値は、人間の本能として絶対に無くならないものと思われます。昔からのお祭りは人々の出会いの場であり、その存在は地域の子孫繁栄のためにも重要でした。このように人々の出会いや交流を提供するイベント業界は、今後も盛り上がると考えられます。

6位 電子部品・半導体

電子部品や半導体の需要は、今後も高まることが予想されます。ウクライナやロシアの戦争の影響を受けて、現在半導体の不足が問題となっており、例として車の納車が1年以上遅れる事例も出ています。

ITやAIの進化に伴い、これらの部品は今後も必須となるでしょう。短期的には半導体の不足が解消される見込みは低いと思われ、何らかの代替技術が登場しない限りこの業界は成長し続けると考えられます。

5位 CtoCのプラットフォームを作る

YouTubeで活躍するYouTuberは多いですが、最も利益を得ているのはプラットフォームを提供しているGoogleです。このように、プラットフォームを作成する側の価値が非常に高いことが伺えます。

以前は企業が消費者に対して商品やサービスを提供するのが主流でしたが、最近では誰もがサービスや商品を提供できる時代になってきています。例として、メルカリでの売買が挙げられます。さらに、自分の特技を生かして副業としてサービスを提供することも一般的になってきています。

このような背景から、多様な趣味や嗜好を持つ一般の人々やファンを特定のタレントやYouTuberとつなげるプラットフォームが必要とされています。そのニーズを満たすプラットフォームを作ることは難易度が高いとはいえ、成功すれば大きな収益が期待できます。

4位 ドローン

ドローン技術は急速に進展していて、その用途は多岐にわたります。例えば、軍需産業では軍事目的での利用が確認されており、ウクライナの戦争では戦車を爆破するためのドローン攻撃の報道もありました。また、運送業では労働力不足の解決策として、Amazonなどがアメリカでドローン配送の実験を行っています。その実現により、人手不足の問題も軽減されることが期待されています。

さらに、エンターテインメントの分野では、東京オリンピックの開会式でLEDライトを搭載したドローンが何千機も同時に飛ぶ様子が披露されました。この他にも、水中を潜るドローンなどさまざまなタイプが存在し、多くのシーンでの活用が期待されています。しかしドローン技術の普及に伴い、免許制度の導入や規制が進められています。それでも、ドローンの持つ大きなポテンシャルを考えると、業界の拡大は間違いないと考えられます。

3位 健康

健康に関する意識は、多くの人々に共有されています。日本の平均寿命は伸びており、世界的にも高いとされています。しかし、健康寿命と実際の寿命には約10年の差があると言われています。つまり、最後の10年間は寝たきりや活動制限の状態で過ごす人が多いのです。ただの延命だけであれば、実際にそれが良いのか疑問も持たれます。多くの人は、健康寿命を伸ばし、自由に動ける状態で長生きしたいと考えています。

健康を維持するための産業は、今後の成長が期待される分野です。特に裕福な人々も、健康を維持することの重要性を理解しています。医療技術は進歩していますが、病気の予防という観点がより重要視されるようになってきています。健康に対する基本的な欲求は、多くの人々に共通しているため、健康産業の成長は間違いなく続くでしょう。

2位 宇宙

宇宙産業は急成長しており、その先頭には世界的富豪のイーロン・マスクが率いるSpaceXが存在します。SpaceXは、スターリンクというプロジェクトを通じて2027年までに約1万2000機の衛星を宇宙に打ち上げ、全地球をカバーする通信ネットワークを構築する計画を進めています。

スターリンクの利点は、従来の通信インフラが破壊された場合でも、宇宙からの通信を受けることで通信が可能となる点です。ウクライナの戦争時にも、ロシアが通信インフラを破壊した際、スターリンクがウクライナへの通信を支える役割を果たしました。

宇宙産業の可能性は無限大で、多くの大企業がこの分野への投資を進めています。日本もその競争に加わるべきで、例として堀江貴文氏の宇宙への投資活動が挙げられます。イーロン・マスクだけでなく、Amazonのジェフ・ベゾスも宇宙産業への関心を示しており、日本もこの分野でリーダーシップを取るべきとの意見があります。

1位 エンタメ

エンタメは人間の本能に訴えかけるもので、その存在が今後も非常に重要であると考えています。近年、10年後になくなる職業のランキングなどが話題になりますが、エンタメがその中に含まれることは考えにくいでしょう。AIや技術の進歩により、多くの仕事が自動化されつつあり、将来的には人々が単に楽しむためだけに生きる時代が来るかもしれません。

もしそうなった場合でも、エンタメの需要は消えることはないと考えられます。特に日本のエンタメ業界は、今後の成長が期待される部分でもあります。現在、優れたスポーツ選手やエンタメ人は海外へ進出してしまうことが多いですが、日本のエンタメを強化し、日本を盛り上げることが必要だと思います。

私たちの会社では、その一環としてサッカーチームを設立し、それを世界一にするという夢を抱いています。サッカーは、世界中の人々が熱狂するエンタメの一つであると信じています。エンタメが今後も絶対に消えることはないと考えるので、その分野への投資をおすすめします。私たちのビジョンに賛同して、スポンサーとして支援していただければ幸いです。

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この記事を監修した人
市ノ澤 翔

市ノ澤 翔

財務コンサルタント 経営者向けセミナー講師 YouTuber

Monolith Partners代表、株式会社リーベルタッド 代表取締役、一般社団法人IAM 代表理事。
公認会計士資格を持ち世界No.1会計ファームPwCの日本法人で従事。
在職中に株式会社リーベルタッドを創業。
その後独立しMonolith Partnersを創業。中小企業経営者の夢目標を実現を財務面からサポート。
経営改善や資金繰り改善を得意としYouTubeをはじめとした各種SNSでの情報発信も積極的に行う。