2023.06.08

日本政府「中小企業は要らない」→市ノ澤「中小企業を助けたい!」

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今回は私自身のことについて話しをさせてください。私は成功も失敗も共有させていただき、ビジネス自体をエンターテイメントとして楽しんだり共感して貰う形でコラムをお届けしながら、とにかく中小企業を応援したい、良くしていきたいという思いがあります。

最終的には多くの中小企業に良くなってもらい、日本経済を底上げしてもらいたい。

目標を実現して楽しく会社を経営していただくために、そして会社が未来永劫存続し続けるために絶対的に必要な資金について、キャッシュリッチな会社にしていくためにはどうすればいいのか。これを端的に伝えていきたいと考え、ブランドイメージを刷新し、より最終目標に特化していきたいと思っております。

これからも、皆さんの会社が繁栄し続けるための情報をお届けしていきますので、引き続きご愛読いただければ幸いです。

世界のエンターテイメント分野はスケールもレベルも全然違う

なぜこんなことを言っているのか。私個人の最終目標として、世界一のサッカーチームを作りたいという夢があります。そして、自分の中には順番というものがあります。その順番について、順を追ってお話しします。

まず、そもそもなぜサッカーなのか?という話。

スポーツとはエンターテイメントです。AIの発達によって将来なくなる仕事が、テレビ・雑誌・ネットの記事などで取り上げられることが多くなりました。しかし、この「将来なくなる職業」の中にエンターテイメントが入ってる話を見たことあるでしょうか。

エンターテイメントはなくならないと思います。というより、むしろエンターテイメントしか残らないかもしれません。

その上で、エンターテイメントという分野で、日本はとても弱いと思うのです。欧米諸国と比べたら、日本はかなり劣っている。基本的に海外の方がレベルが高いので、海外で活躍しないと世界一とは言えません。

日本で優れたエンターテイナーが出てきても、すぐ海外に出て行ってしまいます。サッカー選手や野球選手のように、世界を取ろうと思ったら、日本にいたら無理なわけです。

では、なぜ海外の方がレベル高いのかというと、海外のスポーツや他のエンターテイメントは、予算規模やお金が落ちるスケールもレベルも全然違う。私自身も自分でお金を払って、サッカーの試合などの海外のエンタメを見ています。

よりレベルの高いものを提供することによって、それだけ多くのお金も集まってくるという好循環ができているわけです。お金が集まるということは重要ではありませんが、これは絶対的に必要なので、綺麗事を言って避けては通れないと思っています。

要は、国民がたくさんお金をエンターテイメントに落とすというような状況にならないと、日本のエンターテイメントも強くなっていかないのです。しかし、生活の中でのエンターテイメントの優先順位は、最低限の衣食住よりも下です。

家もない、服もない、食べるものもないという状況で、エンターテイメントにお金使おうという考えにはなりません。

では、日本の景気はどうなのか? 正直に言うと、どんどん悪くなっています。正直、将来に希望を見出せるような状況にはなっていません。日本の景気を良くしないとエンターテイメントに落ちるお金も増えていかないわけですが、じゃあ日本の景気はどうすれば良くなるのでしょうか。

経営者の財務知識がないことで損している会社が無数にある 

日本経済を支えているのは、主に中小企業です。日本にある会社のうち、いわゆる中小企業が99.7%ほぼ全てを占めています。そのため、中小企業の景気が良くならなければ、日本経済が良くなることはない。

しかし日本政府は、中小企業はいらない、生産性が低すぎるから効率が悪い、と考えているわけです。これは、前首相の菅総理のブレーンであったデイビットアドキンソンさんという方が書いてる書籍にも書かれています。会社の規模を大きくして生産性を上げてかないと日本企業は生き残れない、といった内容なので、興味がある方は読んでみてください。

政府のブレーンについている方がそういう考え方なので、政府も細かい会社がたくさんある状況はあまりよろしくない、という方向に進もうとしています。そのため、経営状況が悪い状態の中小企業や、実際問題として稼げていない中小企業については、もう救済しない可能性があります。

2020年・2021年の2年間は、コロナ融資等で中小企業も救済してきました。しかし、状態が良くなっていない会社についてはもうこれ以上は助けません、というところまできています。

今後は生き残った方がいいと判断された会社以外に関しては、お金を貸すなどの支援をしなくなり、倒産もします。おそらく、銀行がその会社を買収して銀行の傘下に入れるという形で救済していく形になるでしょう。

実は、このコロナ禍で銀行法という法律が改正されています。元々銀行には「会社の株を5%までしか持ってはいけない」という決まりがあったため、銀行が経営に参加することが難しくなっていました。しかし、銀行の改正によって会社の株を100%取得できるようになったのです。

そのため「弊社が買収して取締役社長を送り込むので、その社長の手腕で経営改善していきましょう」という状態。つまり、今まで社長だった人が単なる雇われの立場になってしまう可能性があります。

買収によって倒産は免れたけれども今までのように会社を自由に経営できなくなる、あるいは、買収しない会社は倒産させる、という流れが加速していくと推測されます。しかし、多くの中小企業を見てきた私は、この流れに対して個人的に思うところがあります。

稼ぐ能力がない会社ももちろんありますが、稼げる能力や技術を持っているにも関わらず、知識がないことによってとても損している会社も無数にあるのです。

「税金を払ったら損だ」と無駄金を使ってみたりするのは、典型的な一例です。中小企業を正しく支援する人が全然いない、これが大問題だと思っています。

全国の中小企業の救済と支援ができる体制を目指します

こういった会社に対して事務所として支援をしていくだけでなく、YouTubeやセミナーを開催して情報を発信することで、経営者に正しい知識を身につけてもらいたい。その活動を今行っています。

しかし、弊社の事務所単体で見ていける会社は、150社ぐらいが限度です。弊社が100社~200社見たところで日本経済が良くなるかというと、そうはならない。数%だけでは日本経済全体はよくならないわけです。

弊社では、そういった中小企業支援をしながら正しい知識を身につけていただき、なおかつ会計事務所自体も経営していかなければなりません。それに見合った正当な報酬をいただく。お互いWIN- WINの関係を築いていこうと考えています。

集客まで含めたビジネスモデルを確立し、全国の中小企業支援者の方々にそのビジネスモデルをすべてお伝えし、全国的な中小企業支援の組織を作りたい。これを作ることによって、全国の中小企業の救済と支援ができる、そうした体制を作りたいと考えています。

そうすることで、日本中の中小企業を救うことができ、日本経済が良くなって、エンターテイメントへの投資を加速させていくという、そんな流れを作りたいと考えています。

私は極論、楽しく幸せに過ごせればいいとも思っています。どうすればより楽しく幸せに過ごせるか。熱狂できるものがあったら、それは楽しい。では、世界中の人々が最も熱狂するものとは?

ワールドカップの日本戦を見たことある方は多いと思いますが、とても盛り上がりました。私も、日本戦の時はスポーツバー等に行き、たくさんの人と一緒に観戦して、日本チームがゴールを決めたら知らない人とハイタッチしたりと、とても盛り上がったのです。

バルセロナはご存じですか。スペインのバルセロナという都市に、バルセロナというチームがあります。このバルセロナのホームスタジアムでは毎週のようにリーグ戦で試合が行われ、ワールドカップの日本戦ぐらい熱狂的に盛り上がっています。これが毎週あるって最高じゃないでしょうか?

実現までの道はかなり長いものですが、まだまだ人生始まったばかりですので、これからガンガンやっていきたいと思っています。

去年の年末からとてもいい流れができていて、今年は本当にたくさんの会社を救えるというところまできています。日本の企業と日本経済を良くして、この目標を実現していきたいと思っております。

⭐️公式LINE登録で「経営者向けスペシャル動画3本」プレゼント⭐️
https://line.me/R/ti/p/@854agwjl

この記事を監修した人
市ノ澤 翔

市ノ澤 翔

財務コンサルタント 経営者向けセミナー講師 YouTuber

Monolith Partners代表、株式会社リーベルタッド 代表取締役、一般社団法人IAM 代表理事。
公認会計士資格を持ち世界No.1会計ファームPwCの日本法人で従事。
在職中に株式会社リーベルタッドを創業。
その後独立しMonolith Partnersを創業。中小企業経営者の夢目標を実現を財務面からサポート。
経営改善や資金繰り改善を得意としYouTubeをはじめとした各種SNSでの情報発信も積極的に行う。