決算書の正しい読み方とは

全ての会社が(通常)1年に1回決算を行い決算書の作成等を行っていますが、その決算書を正しく活用できていますか?
決算は税金計算の為に行うわけではありません。もちろん法律で決まっている事なので税金計算も重要な事で当然行う必要はありますが、決算書にはもっと重要な役割があります。

決算書には現状を正しく把握し会社の未来を良くするために活用するという重要な役割があるのです。会社経営をして事業を行っていくうえで必ず目的や目標、5年後10年後に会社をどうしていきたい、という理想像や未来像を描いて日々経営を行っているはずです。その将来の目標を数字に置き換え、その数字を達成する為に何をするか、という行動目標をまとめたものが経営計画であり、その計画を元に日々経営を行い目標達成のために改善し続けていく事で理想の実現に近づいていきます。

たまにゴールの決まっていないマラソンでも常に全力疾走し続けられるような経営者、経営計画を作らず目標を決めずとも常に全力でやり切れる経営者もいますがこういった方はかなり特殊で、多くの経営者にとって経営を行っていくうえで経営計画書は非常に重要なツールになります。

将来の目標が決まっていたとしても、現状を正しく把握する事が出来ず今どこにいるのかが分からなければどうやって、どの道を通ってゴールに進んでいけばいいのかが分かりません。そこで現在の立ち位置を正しく把握するツールとして決算書が役に立つのです。もちろん月次決算を行い常に現状把握や目標の達成度合いを行い、こまめに軌道修正をし続ける事が目標達成のためには必要不可欠ですが、年に1回の決算書すら見ていないケースが多く見受けられるのが中小企業の現状です。

とは言え決算書を見ると言ってもどこをどう見ればいいのか分からない、誰も教えてくれないし、数字は苦手で会計事務所に任せてるから俺は現場で仕事さえしていれば大丈夫。そんな風に考えている経営者さんも多いのではないでしょうか?実はこれめちゃくちゃ危険な兆候です。なぜなら会計事務所が任されているのは過去の数字を正しく処理することだけであり未来を良くすることは含まれていないからです。

「税理士から何のアドバイスもない」と言う不満をよく耳にすることがありますがそれもそのはず、会社に経営のアドバイスをするという業務を請け負っている認識も無ければその能力もないという期待ギャップが生じてしまっているのです。もちろんすべてのケースがそうではないですし、能力の高い税理士・会計事務所も沢山あります。ただ残念ながら激安の顧問料で何でもやります、というスタイルでそこまで望むのは難しいと言わざるを得ません。

会計事務所は労働集約型の産業なので単価を落とすという事はその分顧問先1社あたりにかけられる労働時間が減るという事に直結してしまうからです。そこで会計事務所がちゃんと会社の未来のことを考えて、携わっているのか?それを判断する指標として社長が数字に強いかどうか?決算書をちゃんと読み内容を正しく把握しているかどうか?という点が挙げられます。

どういうことかよくわかりませんよね、詳しく説明します。
会社を経営しているのは税理士ではなくあくまでも経営者自身ですよね?その点異論はないと思います。つまり会社の未来を良くしようと考えた場合社長と一緒に現状を数字を見て正しく把握して、改善する為に何をするか、という事を考えていかなければならないのですが、社長が数字に弱い、見ていないという事はそのプロセスが行われていないという事になります。毎月毎月数字を見てあーでもないこーでもないとやっていれば必然的に数字に強くなっていくものなのです。

にもかかわらずそうなっていないという事は残念ながらそういう事です。そのまま成り行き経営を続けても継続的に成長し続けるという事は望めません。運よく一発当たると言う事はあるかもしれませんが継続できなければいずれうまく行かなくなります。

という事で本日は決算書の中でも特に重要な貸借対照表の読み方の基礎の基礎、について今日は解説していきます。

貸借対照表は何を表しているのか?

貸借対照表は3つのブロックで構成されていて、左側(借方)に資産の部、右側(貸方)に負債の部と純資産の部があります。左側(借方)と右側(貸方)のそれぞれの数字の合計額は一致します。貸方、借方が対照になっているになっているので貸借対照表という名前になっているのです。英語で言うとBalance Sheet(略してB/S)ですが、これは貸方と借方がバランス(一致)しているという事を表しています。(以下略してB/Sと表記します)

ではこのB/Sの左側(借方)と右側(貸方)それぞれが何を表しているのか、と言うと左側(借方)の資産の部は会社が持っている全ての資産のリストです。現預金、機械装置、車両運搬具、土地、建物、株、全ての資産がここに表示されます。これに対して右側(貸方)が何を表しているのかと言うと会社の持っている資産(資金)をどのような形で調達して来たのかという調達源泉を表しています。

例えば純資産の部に計上されている資本金は株主から調達してきた金、繰越利益剰余金は会社が過去に稼ぎ出した利益で調達した金という事を表しており、負債の部に計上されている借入金は金融機関などの会社にとって外部の第三者から調達してきた金という事を表しています。負債は当然他人から調達してきた金なのでいずれ返済しなければなりません。つまり将来的に出ていってしまう金です。これに対して純資産は自分(会社の持ち主である株主)で調達した金なので返済する必要はありません、つまり会社に残る金です。

会社の金の調達源泉として他人の金である負債がほとんど、という状態ではほとんどの資産がいずれ社外に流出していってしまう為いつまで経っても資金繰りは楽になりません。資金繰りを良くしようと思ったら会社の総資産に占める自分の金(自己資本)の比率を高めていく必要があります。

まず今日は、貸借対照表は3つのブロックで構成されている事、左側(借方)と右側(貸方)にはそれぞれ意味があり右側(貸方)は会社の金の調達源泉を表している事、左側(借方)は調達してきた金の運用使途を表している事、調達源泉によって将来出ていく金なのか会社に残る金なのかが異なっており、残る金の割合を増やしていかないと資金繰りが楽になることは無い事。を覚えておいていただければと思います。

資金繰り改善の方法、つまり自己資本の割合を増やしていくためにはどうすればいいのかという話はまた次回お伝えさせていただきます。

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大企業と中小企業の資金調達の違い

金融機関からの資金調達方法にも複数の種類がある事は以前のコラムで解説しましたが、それよりも更に大きな括りで資金調達方法には2種類あるというのはご存じだろうか?大企業と中小企業の資金調達方法の違い、と言ってもいいかもしれない。本日はその資金調達方法の違いと中小企業でも実は大企業と同じ資金調達を行うことが可能?という事についてお伝えします。

大企業と中小企業の資金調達の違いとは?

大企業と中小企業の資金調達には大きな違いがある、一言で言うと大企業は直接金融による資金調達、中小企業は間接金融による資金調達。(大企業が間接金融で資金調達する事も可能)という違いがある。それぞれについて詳しく説明していく。

まず大企業が行う直接金融とは、株式市場などで株式を発行し資金調達を行うことを言う。これに対して中小企業が行っている間接金融による資金調達とは、金融機関からの借入などによる資金調達の事を言う。同じ資金調達という行為であり会社に金が入ってくること自体は貸借対照表の左側の資産の部の現預金の増加という部分に違いはない、がその後の資金繰りには大きな違いがある。

貸借対照表の右側はどのように動くか、と言うと直接金融で調達した金は基本的に資本金や資本準備金となり貸借対照表の右側の純資産の部という所に入ってくる。一方間接金融で調達した金は貸借対照表の右側の負債の部と言うところに入ってくる。純資産は自己資本とも呼ばれ本当の意味で会社に残るお金の事を指す。一方で、負債は他人資本と呼ばれいずれ債務者に返済する、つまりいずれ会社から出ていく金という事だ。

(補足情報)
貸借対照表の左側は資産の部、右側は負債の部と純資産の部で構成されているがこの左側と右側それぞれが何を表しているか?と言うと、貸借対照表の右側は会社が調達した資金の調達源泉を表している、他人から調達したもの(負債)なのか、自分で調達したもの(純資産)なのか。株を発行して調達した金も他人から調達しているんじゃないの?と思うかもしれないが、会社は株主の物であり株を購入して会社に金を入れるという事はその会社の持分を得る事になり、外部の第三者ではなく株主という地位を得て他人ではなくなるのです。

つまり直接金融で調達した金であれば事業投資に失敗し回収できなかったとしてもそのことが原因で資金繰りが悪化する事は無いが、間接金融で調達した金はいずれ返済しなければならないのはもちろんの事利息も支払わなければならない為、事業投資に失敗し投資した金額以上にして回収することが出来なければ、返済が始まれば資金繰りが急激に悪化していく。

この借入金の元本返済を度外視して経営を行っている会社が非常に多いためそこは注意していただきたい。借金の返済は会計上の費用にはならない為損益計算書には出てこないが金は出ていくので会計上黒字になっていても借入金の返済額の方が大きければ資金繰りはマイナスになってしまう。

これに対して直接金融で資金調達が出来れば調達額を返済するという必要性はないためよりアグレッシブな投資、運用ができる事となる。では株主は何のリターンも得られないのかと言えばそんなことは無く、利益の一部を配当として受け取るインカムゲインと株価が値上がりした時に市場で売却し取得価格との差額が利益となるキャピタルゲインという2通りリターンを得る方法が存在する。

直接金融で資金調達したくても中小企業じゃ無理だよな。と思われるかもしれないが方法が無いわけではない。実は中小企業でも株式投資型クラウドファンディングなどの制度を使ってエンジェル投資家などから資金調達することが出来る。投資家を納得させられるだけのレベルの高い経営計画を策定する必要があるなどを挑戦するハードルは高いが返済不要の資金調達が出来る為挑戦する価値はある。もしこの株式投資型クラウドファンディングに挑戦したい。という方がいましたらまずは一度お問い合わせいただければと思います。

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会社は赤字だけど役員報酬2000万円もらってます
家族旅行を接待交際費として経費計上してます
会員のゴルフクラブで週3プレーしてます
週末は温泉付き別荘に行きます
ランボルギーニ乗ってます

みたいな社長いませんか?

会社のお金を無駄遣いする社長

私は経営に関する数字のプロなので 数字に基づいた人格の話をします。

決算書を見れば社長の人格が分かる!

どこを見ると分かるでしょうか?

ぜひ動画でご確認ください!

⏩もくじ
00:00 オープニング
01:10 社長・経営者の人格
02:43 社長の無駄遣いをどうやって見分けるのか?
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銀行とうまく付き合っていくうえで「これがあったらダメ!」という勘定科目が3つあります。

銀行員は決算書を見て、「こりゃダメだな…」と思ってもストレートに言ってくれません。

なので、今回は「銀行員が教えてくれない決算書の秘密」を公認会計士が教えます!

加えて

多くの経営者の方々と接してきた公認会計士・税理士という立場から、無借金経営をする社長さんの共通点もお伝えします!

ぜひご覧ください!

⏩もくじ
00:00 オープニング
00:37 中小企業にとって金融機関が重要な理由
03:14 銀行がお金を貸したくないダメ勘定科目3選!
06:12 貸借対照表で図解します!
09:07 告知

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1年分の請求書・領収書を全部段ボールに突っ込んで税理士事務所に送る。

決算書が出来てきて納税額にびっくりする。

決算書が出てくるまで儲かっているのか損しているのか分からない。

こんな経営者はたくさんいます。

社長ひとりでやってるような会社ならそれでもいいかも知れませんが、人を雇っていれば従業員・その家族の生活を背負っています。

一方、「金持ち社長」は高級車に乗って派手な金使いをして、数字とか細かいことは気にしてないように見えますが、 金持ち社長は先を見据えて行動しています。

いったい金持ち社長はどういう考え方をしているのでしょうか?

公認会計士が「金持ち社長の共通点」を教えます!

⏩もくじ
00:00 オープニング
02:35 前提
03:39 金持ち経営者の特徴~その1~
06:06 金持ち経営者の特徴~その2~
08:17 金持ち経営者の特徴~その3~
09:56 告知

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コロナ融資の枠も使い切っちゃって、融資を受けようと思っても銀行が相手にしてくれない。

しかも、コロナ融資の返済が始まるし、この先の資金繰りが心配で眠れない。

そんな時、救世主となるのが「日本政策金融公庫」です!

「銀行がダメなら信用金庫とか信用組合だってあるじゃん!?」

確かに、信用金庫も大きな力になってくれますが、最後の救済策は日本政策金融公庫じゃないとダメな理由があるんです!

なぜ日本政策金融公庫が救世主になるのか?

公認会計士が解説します!

⏩もくじ
00:00 オープニング
00:40 資金繰りに不安を抱えている経営者は絶対コレをやってください!
02:05 経営者の一番の悩みとは?
03:57 資金繰り表を作ったら次にやること!
05:58 なぜ日本政策金融公庫が救世主になるのか?
07:41 本当に国は支援する気があるのか?

【関連動画】
先が見えない経営不安を取り除く魔法のツール「資金繰り表」 https://youtu.be/JJl9tAWudhI
中小企業を救う最後の砦「資本性劣後ローン」とは? https://youtu.be/ql5OZHfPdnk

決算書で社長が丸裸!

会社のお金だと無駄遣いしてしまう社長。

夫が、サラ金で借金してきてポルシェ買ったら離婚問題ですよね!?

それが会社だと許されてしまう。。

資金繰りを良くして会社を安定させるためにはどうしたらいいのか?

公認会計士・税理士市ノ澤がお答えします!

ぜひご覧ください!→https://youtu.be/gFSEoEVr0Dk

YouTube動画をアップしました!

社長が税理士に求めていることNo.1「節税」 「何か裏技があるはずだ!」と節税セミナーに行ってみたり本を買ってみたり、長年節税の裏技を探し求めている社長さん。そんなあなたに公認会計士・税理士市ノ澤が「旅の終点」をご案内致します!

ぜひご覧ください!

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